さぁ!2019年初の朝から晩まで遊ぶ

1Dayフルツーリングの開幕です。



と、威勢よく書いてみたもののまだ寒いので

高速を使って遠くへなんて行かないため

今日も財布と身体にやさしいチビッ子バイクの出番でございます。




寒い日は茜ちゃんが気持ちよく走れるくらいの

スピードレンジがちょうど良いんだよ。



祝日と言うことでマイナリストに正式に告知したけど

集まりそうなのはやっぱりいつものメンバーくらいかな?


そう、思いながら香春のRへ行くとnさんが

車で見送りに来てくれてました。




顔を忘れられないように1年に一回は顔を出すnさんですが

セローで出撃の予定だったらしいけど

諸事情で見送りだけになったみたい。



積もる話をしてると風邪ひきさんのとのじんを除くいつもの

御近所さんがそろったのでnさんに見送られながら出発。




もちっこさんも風邪を引いた後の病み上がり状態らしいので

ペースを落として先導してあげます。

(そんな体調でも参加するってどんだけ走りたがり屋?)



行先は大分県の院内方面なので

アグリラインを走って上毛町の大平楽に緊急ピットイン。




トイレな。


今日の昼間は3月上旬並みの気温になるらしいけど

朝はまだ寒いのよ。


みんなモコモコフードスタイルで珈琲タイム。




休憩を終えたら旧HFR(広域農道)のフルステージを

走り切って院内へ





しばらく走ったところで

最初の目的地に到着。





私の大好きな沈下橋。

(潜水橋とも言う)





夏に涼みに来ようと思ってたところだけど

インスタ仲間のヤマクニさんが来てたのを見て

わたしもさっそく来てみたよ。



沈下橋と言えば四国の四万十川が有名だけど

この沈下橋は日本でここだけと言うT字型なのだ。




渡った先のS字カーブも美しい橋でした。



民家が数軒あるだけなので誰も来ないだろうと

バイクを停めてのんびりと撮影してると車が来てあわてる4
人(笑)



バイクを避けて車を見送ったら

几帳面なこうさんが綺麗にバイクを並べてくれました。

(メジャーで間隔を測りだす日も近いかもって思うくらい)




こうしてツーリングの一コマらしい写真を撮って

改めて川を見るとなかなか風光明媚じゃありませんか。





やっぱり私は九州Love.



沈下橋から橋橋橋橋



手前から沈下橋・T字橋・石橋・東九州道ランプ橋・本線橋と

橋だらけ(笑)



夏にくるともっと素敵な場所かもしれないけど

今日は晴天なので来てよかっぱ。




では本日最初の集合を。




小春日和の中で

遊んだあとは少し早いけどランチへ向かいます。





わたしのルーティングでは同じ道は通らないという

変なポリシーがあるので橋を戻らず

渡った先に通れそうな林道を見つけたので突入。





ナビをセットしてないので

何処に抜けるのか?はたまた山奥で行き止まりになるのか?




ドキドキ&ワクワクしながら走ってると森から出て

明るくなった先でランチ場所へ向かう

道の途中に合流。


思ったより簡単にショートカットすることができました。

(所要時間は素直に戻って大きな道の方が速いぞ)



ランチ場所はカレー屋のポカラなのですが

タイム計算などなにもしてないのに11時の10分前に到着するという

見事なナビゲーション能力を発揮するのでありました。



が・・・



勝手に11時オープンと思ってたカレー屋ですが

準備中の看板の下に「12時オープン」って書いとるではないか!


「まじか・・・?」



詰めが甘いのもわたしの能力でございます。



1時間はさすがに待てんって事で

先で食べることにしま~す。

(少人数ならでは臨機応変プランです)




安心院を抜けて

「道の駅いんない」の中のレストランで

宇佐から揚げ定食をいただきます。




メインの宇佐からあげは

外はパリッと中はジューシーでほのかな

ガーリック風味で気持ちよくお腹が満たされます。

(女性はボリュームがあるので手伝ってもらうか半ライスとかにした方がいいかも)






少し早いランチで満腹になったら

数キロ走った先にある余の滝へみんなをご案内。





滝まであまり歩かなくていい滝なのでチョイスしてみたけど

バイクで行けるところまで行こうとすると

コケでタイヤが滑ってこうさんが前にも後ろに行けない状態に(笑)


こうさんがあたふたする光景はめっちゃ珍しいので

しばらく眺めてからお助けして駐車場から徒歩で滝へ。



マイナーな滝なので特段凄い滝でもないのですが

余の滝をどーぞ。




わたしは2度目で

前回は一人で来てあまりにも誰も居ない場所なので

心細かったのだけど今日は楽しい。





冬季だし例年より降雨量が少ないため

迫力に欠けますが末広がりに落ちる滝の様は美しいです。





複雑に枝分かれるする流れが作り出す

自然の美に癒されましょう。





はい、滝見学終了!


って事で戻りますが・・・




変なビビリスイッチが入ったこうさんの

へっぴり腰歩きが面白すぎ。



無事に下まで下って

元の国道へ。

(ここだけは同じルートで戻らさせていただきます)




メジャーな道に戻ったら

ペースを上げて走りますが凍結防止の溝に

タイヤが取られて気持ち悪い。





どうも茜ちゃんのリアタイヤが5分山まで減ったので

けっこうグニョグニョと影響受けるようになったようだ。



そんなグニョグニョと格闘しながら

宇佐のマチュピチュ。





もう見慣れてくるとこっちが本物の

マチュピチュに思えてきまちゅ。



軽く寄ってみただけですが

メジャーになったためか水洗トイレも設置されてたよ。




そのマチュピチュの先に気になる岩がありました。




「女岩」



とにかく男なら素通りはできない岩を発見。



しかし岩まで登ってみたものの

どこが女なのかわかんない。




数キロ先に男岩もあるので

あの部分に似てるところがあるのだと思うけど

わたしの感性を総動員してもわかりませんでした。



では、本日のメインの場所へ向かいましょう。



なんと言うことかわたしのスマホホルダーがここにきて

ブッ壊れるという小イベントが発生!



ホルダーのガイドを開くロックボタンが固着して開かないよ(泣)



こうなりゃ勘で行くしかね~な。




知らない道だけど

これじゃないかな?って道を選んで進んでみると・・・





み、道が・・・・




無い!



フフフ、間違ったと思ったでしょう?




たぶんこの「廃」な感じは正解のにおいしかしね~よ。




バイクを停めて歩いて見ると

ありました。



廃なトンネルが!



廃道のトンネルだけど

先の地震の時に落ちて来たのか

巨大な岩が道を半分塞いでるではありませんか。



JIS規格のもちっこで大きさを感じてください。



目的のトンネルはこんな感じ ↓



中はコンクリートだけど入り口は

石積みでかなり古そうな雰囲気です。



距離が短いのでライトはいらないけど

スマホのライトで照らしながら反対側へ




地面はアスファルトを敷いてる形跡があるものの

こっちも山の土砂でダートみたいに荒れています。





プレートに第二って書かれてる通り

すぐ先には第一隧道があります。





こっちは距離もトンネルの規模もかなり小さいみたい。





それにしても何年前から廃道になったのか知らないけど

荒れ放題だよ。



すこし先まで行くとちゃんと車が走ってたのが

わかる標識が残っていました。




大型車は無理だね。


では停めてるバイクまで戻りましょう。




一人じゃ怖いので

やっぱりみんなを誘って来てよかっぱ。





ぜったい誰かが5人目が写るとか言いそうだけど

忘れずに集合も撮っとく。





古道を満喫したら

ボチボチと帰る方角へ





耶馬溪エリアに入るので

周りに山は奇岩だらけになります。





耶馬溪から寄り道をはさみつつ英彦山の野峠へ





今日は1月にしては暖かい日だったけど

さすがに野峠は寒い。





例年なら積雪が解けずに走れない峠だけど

こうして走れちゃうのはやっぱり今年は暖冬って事なのかな?



英彦山から下って添田町まで戻ったところで

まだ時間があるので気になってた楠の樹に寄ってみました。



県道からはでっかい枝ぶりの樹が見えてたので気になってたのだけど

実際来てみるとそれほど大きくなかったよ。



猿田彦神社の境内にあるので

御神木かな?




ここでみんなで初シェンロンポーズで解散しようとしてると

境内から遠くの山肌にでっかい観音様のようなものを発見してしまった。



地元のせっちゃんに「あれ何?」と聞くと

まったく知らないらしい。


では調査するしかね~だろ!




ってことでせっちゃんの先導で

見えていた観音様の近くまで来てみるとと

「あ~、ここ知ってる」とせっちゃんが何かを思い出したらしい。


タレントの熊谷真美さんの実父である故熊谷行年氏によって

造られた観音様っぽい。


せっちゃんも聞いた事があるだけで

行った事がないというのでさっそく探検開始。



実家の跡は廃家になってるみたいですが

観音様へ通じる道は荒れてるものの塞がれないので

歩いて上がってみます。




上り口にこんな看板が横たわっていたので

町民に開放されてる場所みたいだね。


参拝と書かれてるけどお寺ではなく

趣味で観音像などを自宅の裏山に建てていったらしく

お地蔵様がたくさん並んでいました。



途中に藤棚や梅園もあって

小さな庭園もあるのでできた当初は町民の憩いの場所に

なっていたのかも。


その頂上にいらっしゃるのが猿田彦神社から見えてた

auのアンテナじゃね?とか言ってた観音様でございます。



「熊谷さんちの観音様」


しかしよく見るとこの観音様って

どうみても東南アジア系だよね?(笑)


本来なら観音様より大きい像で並べるはずの

如来様が横にいます。




年代はそれほど古くないと思うので

狛犬さんも彫が深くて立体的です。





周りには同じく東南アジア系?的な

地蔵様・・・




輸入品でしょうか?



とにかく遠くからでも見えてた

観音様の大きさはこれくらい ↓




わたしじゃあまり比較にならないので

JIS規格のもちっこで。




3.2mochiccoくらいかな?


しかしこんな大きな像を個人で設置できるほど

お金を持ってたって事だよね。



その金運に少しでもあやかろうとしっかり

参拝させてもらい下山しま~す。



バイクまで戻って解散の挨拶となるのだけど

給油のタイミングが微妙。



家の近所で満タンにしてガレージに入れたいところだけど

残量を気にしながら帰るのも嫌なので

中途半端な距離だけど給油。






結局5Lのタンクに対して3.6Lしか入らなかったので

家まで持ったかも。


しかしこれだけ走って遊んでも3.6Lチョイしか使わないってのは

財布にやさしいったらありゃしねぇ。



後は道なりに解散して今日のツーリングはおしまい。



1月だけど凍えず遊べたし

一人ではいけないレアスポットにお付き合いしてくれた

仲間にも感謝の1日でした。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆