天空の草原ツーリング [ツーリング]
今日はもちっこ企画で
こうさん任せ響ちょこっと口出しの
チビッ子バイク限定ツーリング。
細い道がメインなので
いつものピンクナンバーメンバーだけで走ることになりました。
ちなみに私の企画じゃないけど
口出しした手前ちょっぴりお手伝いするつもりです。
(半分くらい先導したけどな)
こうさんの先導で大任の道の駅まで走って
ここでせっちゃんが合流。
わたしは草原の道を案内する予定になってるので
わたしに抜きで先導じゃんけんをするとせっちゃん秒殺で先導決定。
小石原を抜けてファームロードを走った後半から
わたしの先導に変わりますがいきなりダートに案内してしまった(笑)
涌蓋山に近付けそうな道だと思って
いつか入って見ようと思ってたのだけど
タイヤの山がもう無いのでダートはパスってことにして
予定通りに楽園ロードへご案内。
キャーーーー!
甑島列島の抜けるような蒼い海も良かったけど
大草原の緑も素晴らしい。
九州を走るライダーでよかった。
そんな草原を眺めながら走ってると
昨年は居なかったけど今年は羊がいました。
ヤギと違って臆病なので群れで逃げちゃうのだけど
毛を刈られて細くなった群れが一斉に走る様子はかなり可愛かったよ。
まずは楽園ロードの稲荷神社側の山に上がりましょう。
途中で停まったら後ろを走るもちっこさんから
真剣に怒られそうな急勾配の道を上がります。
(坂道発進嫌がるのよ)
野焼きからすっかり緑になった草原で
梅雨前と言ういい時期に来ることができました。
毎年来てる気がするけど
ここは飽きない。
風が吹き抜ける草原から
九州の大自然を堪能する4体のヘルメット星人。
稲荷神社側の山は行き止まりになるので
今度は下のクネクネ道の方へ行きます。
草原の中を気持ちのいい道が
カーブを切りながら伸びていますが実際は
切れ目切れ目に草が生えてて走り心地はあまりよくありません(笑)
その途中に牧草を刈ってる場所がありました。
機械で刈り取った後の
幾何学模様ってなんだか好きなんだよね。
そんな風景の中をトコトコと
小さなバイクたちが走る。
見渡す限りの大草原の中に
いると人の存在はあまりにも小さい。
見える?
言った通りめっちゃ小さいでしょう?
実際も小さいけどと心の中で思いつつ
みんなバラバラになって走りますが
1本道だしはぐれても草原なので迷子になる事はないので安心。
ただ茜ちゃんは急勾配で苦しそうです。
茜ちゃんほとんどローギアで登ってます。
(頑張れ!)
KSR110で来たときはローギアで止めてても
クランクが回って動き出すほどの勾配なんです。
しばらく登りなから
眺めが良いところでちょっと停まって見た。
平坦なところじゃないと怒られるので先導は
大変なんです(笑)
ほら良い道があるじゃないですか。
オーバースピードで曲がれなかった時は
そのままバイクと一緒に草スキーしちゃってください。
視界には白い道と空しか見えな爽快な
ヘアピンカーブでした。
みんな斜面に落ちることなく無事に
平坦な広いスペースまで来たところで休憩。
目的地に着いたので記念撮影しま~す。
4人の楽園の住民たち。
集合を撮った場所から少し先で道は行き止まり。
小さなバイクでも何度も切り返さないとUターンできないところで
4台がお互い邪魔だと罵り合いながらとりあえず無事に下山完了。
下界の道を少し走ったら
再び森の中へ
クヌギやナラの木の森を抜けます。
カブトムシを探したいという衝動と闘いながら
天空の草原の第2ラウンドへ突入。
道沿いに生えてる樹がなくなるといきなり草原です。
道はアスファルトじゃなく
終始コンクリート舗装。
楽園ロードの鬼坂を走った後なので
激坂レベル坂はもう普通の
急坂レベルに感じた坂を上り切るとそこは・・・
絶景!
ヒァッポーーー!
遠くに阿蘇五岳が霞んで見えます。
緑の丘の中を通る白い道をさらに上がると
ダートと言うよりグラスロードになりました(笑)
この程度の道はちびっ子バイクなので
わたしの先導はそのまま大丈夫?とか聞かずに
どんどん行っちゃいます。
みんなステップやスイングアームに草を引っかけながら
進むと道は再び白い道になるのだけど
その白い道を上がった先は天国のような風景が待っていました。
そのまま夢の国に行っちゃいそうな道だよ。
バイクを停めて草原の中に入って見ると
骨発見!
違う意味で天国でした(笑)
そう言えばkiyomakoさんがツーリングの途中で
鹿の角を2本拾ってたのでこれを拾うと頭が揃うよと今度教えてあげようっと。
天国の道で最高の気分を味わったところで
その気持ちを表現してみた。
浮かれ気分の人たちと
人と違う事をしたがるひねくれ者。
天国にいるけど生きてる4人はお腹ペコペコになって来たので
ココからはランチ場所までこうさんに任せます。
天国の道は下りの方がジャンピングポイントとかあって
スリリングでしたが一般道に戻ってしばらく走ったのちに
滅多に入らない黒川温泉郷へ入ります。
バイクだと空いたスペースに停めれそうだけど
観光客も多いので公共の駐車場にバイクを停めて歩きます。
ランチ場所は温泉街のど真ん中にあるここ。
今日は「うふふ」で赤牛丼を頂くよ~~!
ドーーーン!
ウフフ・・・
ご飯前の方ごめんなさい。
予想を裏切らない美味しさで
綺麗に完食して御馳走様。
阿蘇の恵みに感謝です。
お店を出てバイクの所まで戻るのですが
お店を出て10歩くらい歩いたところでもうスイーツに
手を出す4人。
だって作ってるところを見ると
めっちゃ美味しそうなんだもん。
はちみつを目の前でかけてくれるソフトクリームで
程よく濃厚でサッパリとしたソフトに
あまいハチミツが加わることでバランスの良いソフトでした。
黒川温泉を出た後はほど近くにある
七滝へ寄り道。
食後の運動にしてはすこしハードかもしれない
階段を下ると「滝ってこれ?」って感じの滝に行きつきます。
七滝って名前なのでその1個をみるだけのための
結構な階段を歩かされたらしい。
他の6個はまた林道の別の場所からっぽいので
今日はこのショボイ滝1個で勘弁してやろう。
実はランチの後の行先を誰も思いつかないらしいので
私が道沿いにある看板を見て行ってみただけなので
滝はサッサと切り上げてわたしの行きたいスポットに向けて
やまなみハイウエイへ。
瀬の本高原からは
久住スキー場の林道を経由したけど
後は観光の車に交じってやまなみハイウエイをのんびり走ります。
今日で一番ツーリングらしい道かも(笑)
前方の森の切れ目から由布岳が見え始めたところで
森の中にご案内。
今日のラストスポットはここで
遊び倒したいと思います。
「カラフルユンボ」
このカラーに合わせて私も
迷彩柄にしてみました。
森の中に立つ鉛筆
椅子じゃないので
間違って座らないように。
(想像しただけで変な声が出そうだ)
見上げると野鳥の巣箱
よく見ると団地になっていました。
どれか使ってる巣箱あるのかな?
さらに奥にはキリン?
柄はキリンだけど
形はナメック星人の住居っぽい建物だよ。
森のアート達に
どんどんはまっていくピータパンになろうとしてる4人。
FRP製なのだろうけど
内部がその素材を活かしたかっこいい色でした。
テーブルもあるので
ここでツーリングのプランを練ったりすると
良い案が浮かびそうだ。
30秒の会議を終えて再び森へ
まるでおとぎ話の風景です。
小さい時に持ってたヘンデルとグレーテルの絵本に
こんな森の絵があったような遠い記憶がよみがえる。
可愛い家は完全にもちっこサイズでしたが
精神的にもどんどん童心にかえっちゃう。
敷地は東京ドーム14個分くらいあるらしいけど
まだ手つかずの場所がいっぱい残されてるようで
只今絶賛発売中だってよ。
誰か買って見て。
広大な森の中で人の手が入った一番奥に
ツリーハウスがありました。
可愛すぎる!
ツリーハウスの横の坂道には
汽車の乗り物もありました。
途中にある樹に肘がぶち当たるという
ナイスな設計の路線は人力による位置エネルギーで運行します。
運転手と車掌で満員(笑)
それとなんでここに龍がって思う龍。
しかもめっちゃクォリティーがたけ~。
ニギハヤコハクヌシ様か?
それと何の意味か解らないけど
つい上を歩いてしまいたくなる道。
行き止まりにあるのは簡易便所か?って見た目なので
ふざけて「入ってますかぁ~」と声を掛けつつ
ノックしながらドアを開けると・・・
ゴジラが玉のようなウンコをしてました。
失礼しました。
ゴジラが居たかと思うと
こっちにはトトロのバス停だよ。
手作り感満載だけど
残念なことにサイズがもちっこサイズでした。
寛げない(笑)
こうして遊んでる間にも
他の方たちのピーターパン化がどんどん進みます。
ツーリングで寄るところじゃないんじゃい?と最初は思ったけど
すっかりハマっとります。
グル~っと森を廻って戻ってくるとこれはボーリングの球?
汚れてるけどこれだけ並べると
カラフルで面白い。
ストライク垣とも呼べばいいのか?
やばい・・・
帰りたくなくなってきた(笑)
本当に仕事に行くのが嫌な大人になってしまいそうだ(笑)
夜まで居ると焚火で朝まで火遊びなんて
事になっちゃいそうな場所に
後ろ髪ひかれつつ現実社会に戻ります。
ここからはアグリラインや耶馬溪経由じゃなく
日田まで裏道ばかり使って私が黙って先導。
高塚地蔵尊のある山手を抜ける
車がまったく居ないルート。
朝も寄った日田のコンビニで小休止して
日田からはわたしを除く3人で先導じゃんけんをすると
秒殺でせっちゃんが先導。
あれ?
これデジャブか?
道の駅大任まで戻ってここで一応解散の儀式。
今日もいっぱい遊ばせてもらいました。
せっちゃんはカメラを落として紛失という
ヤラカシの神が降臨しましたがここで離脱。
(帰りながら探したけど見つからなかったよ)
残りの帰り道の先導を掛けて
もちっこさんとこうさんとで先導じゃんけんをすると
もちっこさんが先導(笑)
「わたししら~んし」とか言いつつ
バイパスの裏道を一回も間違えずに先導してました。
やれば出来るじゃね~かと
インカムで褒めながら道なりに分かれてガレージへ。
1日頑張った茜ちゃんを綺麗にしてあげて
今日のツーリングはおしまい。
「おまけ」
本日の小細工。
読んでる途中でこの鶯に気付く人は
病的な響通(笑)
では次回のご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆