目覚ましセットしてたけど

お約束の二度寝しても~た。



だって寒いんだもん。 もん。 もん。




寒くなると大好きなツーリングでも

ぬくぬくの布団の中の方が勝っちゃ時ってあるよね~。



そんなわけで何時もの平日ツーリングですが

こうしてなんとか仕度を済ませてブラブラ開始。




行き先はもちっこさんやせっちゃんが私を置いて行ってた

国東方面に行こうと思ってたけど

寝坊したので近場の耶馬渓でのんびり紅葉狩りと

ズラミッションをしてみようと思います。

(ズラミッション=桂の樹探し)



まずは何時ものようにアグリラインから耶馬渓へ




すると奇岩と紅葉が楽しめるエリアですが

こんな茶畑を見つけました。



良く見ると数輪だけですが

お茶の花が咲いてるよ。



椿の仲間なので花も椿とそっくり。



茶畑から

耶馬渓のメインルートのR212に戻って

k2を津民方面へ




どんどん民家が無くなるところから

津民と檜原山(ひばるさん)へ上がる分岐があるので

そこからその檜原山へ





はじめて通る道だけど

ちゃんと舗装されてるようです。



しばらくこんな森の中を走ってると

パっと明るくなりました。




峠の頂上付近の森林が伐採されてあまり月日が経ってない様で

明るくてとっても気持ちが良い。



茜ちゃんのエンジンを切ると

遠くで鹿の鳴き声が聞こえます。




見晴の良い峠を越えると道は水平になり

落葉樹の森なので明るくてハイキング気分で走れました。




道は正平寺で行き止まりになって

お寺の駐車場に茜ちゃんを停めようとしてると

その入り口にこれでもかってくらいわかりやすい看板を発見!



なんてあっけない発見なんでしょう?(笑)



こんなに親切な案内があるなんて思って無かったよ。



お寺はあるものの誰もいないので

千本カツラの看板の柱と茜ちゃんをワイヤーロックでつなげて

カツラまで歩きま~す。




お寺の駐車場から700mらしいけど

山道だと考えるとそこそこの距離だぞ。





しかもお寺があるにはあったけど

人気も無いし熊は出ないけど猪や猿と出くわすと無用な戦いになるかもしれないので

ここでもスマホから大音量で音楽を流しながら歩きます。

(♪ 命に嫌われている/まふまふ etc ♪)





数曲聴き終えて

そろそろ見えるかな?と思ってると・・・





まだ半分も歩いてなかっぱ(笑)

(山道あるある)



しかし道は水平移動がメインなので

淋しいと言うことを除けば心臓がバクバクなる事も無いので

楽な部類に入るよ。



乃木坂46の曲が終わるころ

目の前にズラっぽいシルエットを発見。




早歩きで近寄ると

目的の檜原山の千本カツラでした。




ドーーン!



九州にもまだまだこんな巨木が隠れていたかって

思うほど立派過ぎるカツラでございます。




蘖の本数も多いし

その一本一本が太くて立派だ。




わたしと比べるとこんな大きさ。


説明版を見ると・・・




写真じゃ全容が入んないけど

高さは54mもあるらしい。



前回の奥出雲で見たでっかい竹崎のカツラでさえ45mだったので

さらに上を行く大カツラなのでした。



やっぱりと言うか当然と言うべきか

この千本カツラも沢の上に生えていて耳を当てると

水の音が聞こえます。

(そんな気がするだけ)






すでに紅葉も終わって冬枯れしていますが

生命力あふれる堂々たる姿に勇気をいっぱいもらいました。





んじゃ、もどろ。





帰りも大音量で音楽を流しながら正平寺に戻って

その正平寺の境内も見て回って見ます。





お寺ですが鳥居がある。



結構山の上なんだけど

まだ綺麗に紅葉してる木もありました。




赤く色づく木々を見ながら階段を上がっていくと

本堂が見えて来ます。





その手前にこんな大きな切り株が・・・





落雷か何かで樹が枯れたのか

残された幹の中はぽっかりと空洞になっています。





その中には小さなお地蔵様。





ちゃんと手を合わせて

本堂前に並ぶ羅漢様たちにもご挨拶。





なんとなく心が落ち着く空間だよ。




本堂でもしっかりお参りをしたら

別ルートで駐車場へ戻りますが

その道からお寺を見ると紅葉がめっちゃ綺麗でした。




人でごった返す国東の名所より

この紅葉を独り占めできるこっちの方が良かったかも。

(寝坊バンザイ)




銀杏の絨毯も堪能して

下山開始。




赤く縁取られたような林道を下りますが

よく考えるとお寺の方が

落ち葉をちゃんと脇に避けてくれてるのかもしれません。





平日だったので誰もいなかったけど

休日だと紅葉も綺麗なので参拝客が来るのかもね。



メインルートのR212に戻って耶馬渓ダムへ




今日はちびっ子バイクなので普通の人が通らないダムの

反対側を走って見ます。





こっちは落ち葉を誰も掃除してくれてなので

滑りそうな場所もあるけど景色は最高。





何度も走ってる耶馬渓ダムだけど

この角度でダムを見るのは初めて。



更に上流側へ




そのマイナーなダム沿いの道から「地鶏」の看板を見つけたので

迷う事無く「地鶏」に従います。


大好物な地鶏を無視することなんてわたしにはできません。(笑)



するときっと平家の末裔しか住んでないと思えるほど山奥にある

ととろ乃湯と言う天然温泉施設に到着。




この温泉施設の中にある「ととろ庵」で

地鶏炭火焼定食を頂きます。




前を流れる渓流のせせらぎを聞きながら食べたいので

テラス席で地鶏を焼きま~す。



大好物な地鶏がメインなので野菜がちょっと硬いなんて

もう関係なく美味しく御馳走様。



お腹を満たしたら

帰りながら紅葉の綺麗なところをロケハンしながら走ります。





メタセコイヤも茶色だけど

綺麗に色付いていました。





樹が大きいので茜ちゃんが小さく見えちゃう。



とっても短い並木だけど

せっかくなのでジドリも忘れずに・・・





その後も脇道に入ったりと

プチ探検をしつつ再び耶馬渓ダムが見える場所へ






ダムを見下ろしながらこの道何処に抜けるんだろう?と

走ってるとすぐに下のR212に出ちゃった。



もうめぼしい脇道は無いので素直にR212を走ります。




まだロケハンセンサーは作動させたまま走ってるので

また綺麗な場所を見つけてしまいました。





黄色の絨毯だよ~~!






写真じゃ入りきらないほど全部黄色いよ~。



しかも河童もいるよ~。





この河童を見るため何度か来た事がある神社ですが

黄色い絨毯になってる時に来たのは初めて。





すっごく綺麗だけど

イチョウ独特の香りもいっぱい(笑)





一通り河童たちに挨拶したら

大黒天様にもご挨拶。




竿持ってないので恵比寿様じゃなくて

大黒天様だよね?





もちろん神社の本殿にも参拝。





平日だったけど紅葉狩りの観光客が来るので

社務所は開いていました。



境内の背の低い鳥居 ↓




年々この通過の仕方が苦しくなってきました。




歳はとりたくないもんだ。


大株くぐりも関節がバキバキ鳴るし・・・




アイタタタ・・・(汗)



縁起の良い儀式を一通りやらせていただきました。





では寒くなるといけないので

陽が高いうちに帰路へ




帰りはR496で英彦山越えで帰ろうと思います。




途中、猿飛千壷峡の紅葉が綺麗だったら

寄ろうと思ってるともう葉っぱが全部落ちて

すっかり冬支度してました。



檜原山の上はまだ紅葉してたのに山の下の紅葉が終わってたりと

見頃のタイミングって難しいね。




クネクネ道を駆け上がって

野峠へ差し掛かるとさすがにこの標高だと冬の風景でした。





空気も日陰に入るとキーンと張り詰めるような

冷気を感じます。


日陰の斜面から陽の当たる斜面へ出たところで

寄り道~。





グーグル先生を見ると鷹巣原高原となってるけど

なんてことなく昔のスキー場跡ですよ。





茜ちゃんを行き止まりの森に停めて歩き出すと

地面が赤い絨毯っぽくなっていました。



赤い絨毯って言いたいところだけど

茶色の絨毯かな(笑)



その赤っぽい道を進むとススキの原が見えてきます。





とりあえずススキの海の中に入ったみた・・・




↑ 響を探せ



奥へ行くとコテージなどが建っていますが

今の時期に利用する人もいなくてこの広いススキの原には

私しかいません。





わたしからは見えないけど

ここでも鹿の声がしたので

何頭もの鹿から見られてると思います(笑)



このススキの穂が開く時期でしかも夕陽の射す時間だから

寄って見ようと思った場所なので一番奥の東屋まで歩きます。





う~ん、帰り道の駄賃的な寄り道だったけど

ステキな風景。





綺麗な景色はわたしの心も綺麗にしてくれます。



奥まで来た事が無かったけど

こんな大きな岩が祀られてたよ ↓




とりあえず触っとこ。



では、戻る。




西日を浴びる帰り道の方が赤い絨毯に見えて

また得した気分に。



この樹はまた鮮やかな紅葉だな?と

よく見てみると・・・



実でした。



いや、花なの?

実なの?




こんな秋を満喫しながら下に停めてる

茜ちゃんのところまで戻って

最後はトイレ休憩ついでに花見ヶ岩公園の展望所へ





静かに暮れゆく山々が幻想的でございます。





さっきまで一組の観光客がいたけど

入れ代わったので一人静かに景色を眺めさせていただきました。





さぁ、本日の紅葉を探すロケハンスイッチはこれでOFF。





辛い寒さになる前に下山するぞ~!





そのまま添田の方に下ると小石原の道と合流するので

行楽帰りの車が多いかもしんないため

油木ダム経由で下って香春町を抜けるところでサンセットタイム。





今日も1日わたしを照らしてくれてありがとう。





また暖かい日差しをお待ちしています。



うっすらと明るいうちに帰還して虫攻撃も受けてないので

軽く拭くだけでガレージに茜ちゃんを入れて

本日のツーリングはおしまい。



そろそろラストランがいつになるか気になる時期になりましたが

可能な限りまだ走りたいと思います。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆