暑すぎる今年の夏ですが

普通の夏でもこの時期のバイクにとっては

辛い季節と言うのは変わりありません。



そんな暑い時にどうしてもバイクに乗りたい時はどうするかというと

高原などに行く以外に「朝駆け」と言う言葉があります。



そう、早朝に出て暑くなる昼前には帰宅するという

超健康的なプランの事ですよ。


自然と早朝に目が覚めてしまうおじさんにとっては

涼しい時間にバイクに乗れるうえに昼からは家庭の仕事もできて

奥さんの機嫌も取れて一石二鳥なツーリングなんです。



今年は阿蘇方面に一度朝駆けをやってますが

今日はそのプランで山口方面へ行きたいと思います。





しかし前回の朝駆けとちょっと違ってて

家を出た時間が早朝の2:30。



いや、早朝じゃなくて夜中だよね?(笑)


なんか知らんけどめっちゃ早く目が覚めた

勢いで家をでちゃったのよ。


二度寝すると間違いなく目覚ましで起きれないパターンなのを

自分自身よく知ってるので

朝駆けというより夜駆けと言ってもいいような時間に走っております。



山の中の道は野生動物の飛び出しが危険なので

下関ICで高速を降りたらすぐに海岸線に出て

真っ黒なコバルトブルーな海を見ながらほどなく角島に到着。





ゆっくり走って只今の時間はam4:00



真っ暗な時間に角島にバイクで来たのは初めてだ。





夜に車では来たことがあるけど

夜だと後は暗い道を帰るだけですが

早朝(夜中)に来ると夜明けも見れてドラマチックかもしんないと

思っちゃったわけですよ。





遠くに漁火の明かりを見ながら

角島大橋を渡って角島灯台へ来てみました。





夜の灯台って幻想的で大好き。



当たり前ですが

光がグルグル回っております。




そんな幻想的な灯台を見てると

東の空が少しずつ明るくなってき始めました。





夜明けの方角に三日月も出てる。



しかしよく見ると影の部分も見える三日月だよ。





神秘的な空を見上げながら

一人で感動中。





こんな普段見ないような風景を

見ちゃうと早起き(夜起き?)してよかったわぁ。






真っ暗で何も見えなかった道の周りも

どんどん明るくなっていきます。





灯台の明かりが消えるのも時間の問題かな?




では角島大橋の外灯が消える前に

もう一度角島大橋へ





昼間は日本海とは思えないトロピカルな海の色で

有名な角島大橋だけどこの暁から曙の時間帯も素敵。





「刻々」という時間の流れの表現があるけど

下のトイレでトイレをしたわずかな時間で

もう外灯が消えちゃった。





夜明けの瞬間はもうすぐだ。





橋を渡った角島側の展望所へ着くと

ちょうど朝日が出るところでした。




今日もあまり暑くしないで照らしてください。



島に渡ったついでに再び灯台のある岬へ





もう、先ほどまでの雰囲気とはガラりと変わりました。


暗くてあまり見えなかったけど

ハマユウがまだ咲いてるよ。




花は終わりかけてるけど咲いてる花をよ~く見ると・・・




毛虫がいっぱい(笑)←油断してたやろ?



それと昼間は石の影などにいる奴が

道の真ん中でボーっとしてました。




大群でいるとゾワゾワと鳥肌がたつけど

ダンゴムシと思えば怖くないでしょ?

(いつも美味しく食べてる海老の仲間だぞ)



徐々に朝日が当たりだし

セミも鳴き始めます。




すがすがしい朝にバイクで走れるって滾るわぁ~。






さっきまでインナージャケットを着てたくらいなので

涼しいのでしばらく島の先端をウロウロします。






先端の方へ歩いてみると浜木綿の群生エリアの花は

ほとんど終わってる。



夏に咲く花が終わるってことは間違いなく秋が来てるって事か?





陽が登るにつれて潮風と日差しのジリジリが

しのぎを削り始めます。





そろそろ涼しい潮風が太陽のジリジリに負けそうな

感じになったので日焼け止めを塗ってツーリングを再開。





いったい今日だけで何往復したかわからない

角島大橋。





まだ走ってる車は少ないけど

大型連休の始まる週末だったので橋の袂の公園は

すでに他県ナンバーの車が来てスマホで写真を撮ってました。





かるくトイレを済ませてR191を長門方面へ





朝もやの残る海岸線を快走。





みのりロードから向津具半島に入ったところから山道を登って

初めて妙見山展望公園なる場所へ来てみたよ。





わかっちゃいたけど誰もおらん。



貸切停め放題の駐車場に銀ガメ号を停めて

公園に中にはいると意外と広い。




バッタが飛び交う広場を横切って先へ行くと

めっちゃ急な坂が出現。





この坂を上ると山頂兼展望台になっているようだ。





展望台から東を見ると竜宮の潮吹き方面(超逆光)。


西を見ると油谷湾が見渡せます。




想像してたほど絶景ではないけど

展望台の証拠に双眼鏡も設置されています。





100円入れる奴ですが入れなくても見れました(笑)


山口県太っ腹だぜ(壊れてただけ?)




景色も堪能したし戻りましょうか。





セミの合唱を聞きながらバイクまで戻ると

やっぱりまだ私だけ。





寂しいわぁ~。



そろそろ海沿いも暑くなるかもしれないので

高原ってほどでも無いけど

秋吉台方面へ行ってみようかな?



みのりロードの後半を長門まで走ります。


信号も何もないし涼しいので

朝駆け効果を満喫。





長門からR316で美祢方面へ





別府弁天池の前を通過して

k31に出たところに「白水の池」の看板を発見!





前から気になってたので寄って見ることにしま~す。


県道から700mの表示通りに田んぼ道を700m走ると到着。



「白水の池」



石灰岩だらけの地形の中にあるので

鍾乳洞を抜けた水が湧き出てる場所らしい。




いつもなら含まれてる石灰の成分で白く

白濁してるらしいけど今日は透明な感じだよ。





ちょっと湿原を思わせる綺麗な場所で

池の中心には島もあります。





島の中には祠があって渡れるようになっていますが

これがまた信用ならねぇんだよ。





乗ったら回ったりしない?



いや、暑いからといってズブ濡れにはなりたくないので

無理はしない大人の選択をいたします。



水の中は石灰の成分の濃度が濃いためか

魚がいないよ。



では目的地だった秋吉台のカルストロードへ。





短い草原の道だけど

阿蘇とは違った風景が楽しい。





白い石灰岩がいっぱい出てる草原もあれば

草しか見えない丘もあります。





気持ちいいけど距離が短いので

往復して楽しんじゃいます。





最後はジドリ




あ~、楽しかった。



ではまだ9時ですがコレ以上遊ぶと朝駆けじゃなくなるので

帰りま~す。






美祢ICからじゃなく美東ICの無料区間から高速へ乗るルートへ




途中の田んぼがめっちゃ綺麗でした。



高速に乗って関門橋を渡る頃になると

停まりたくないほど暑くなってきた。






今日はDラーさんに寄って帰るので

九州道じゃなくて北九州都市高速へ





大谷Jctから黒崎バイパスに入って

銀ガメ号さんのオイル交換でございます。





フィルターも交換してもらって

リフレッシュした状態で朝駆けツーリングはおしまい。




そろそろ朝から晩までまるっと1日遊びたいなぁ。



早く涼しくなれ~~!


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