まだ梅雨明けきらぬある日。



雨マークだったけど台風が過ぎたおかげで・・・



晴れたぁ~~!



「うっしゃ、ツーリングじゃ~~~」と着替えて外に出ると

「やっぱやめとこ」ってくらい暑い(笑)


と言ってもまだ猛暑ってほどの気温じゃないのだけど

身体が暑さに慣れてないのでクッソ暑く感じる。



明日からまた梅雨末期の

大雨らしいのでバイクたちの健康のため

乾燥ちゅ~りんぐへGO!



湿度120%のガレージから換気のためシャッターを全開にしたまま

バイクを出します。



久しぶりに見る青空ですが

湿度が半端ない。



それでもまだ30度を超えてないので

贅沢言わずまずはBlue・bee号を乾燥させます。





とりあえず田舎からさらに田舎を目指す。





すると途中でこんな絵の前に。



以前から橋の下に何か絵があるな?とは思ってたけど

初めて目の前までいってみました。


中学校の美術部が描いた絵らしいけど

マニアックな魚が描かれてることにちょっと感動。



たぶんカマツカだと思うけど

よくコレを描こうと思ったよね。



気い入った。




この絵の隣には花火。




梅雨明け前に夏の風物詩を先取りさせて

いただきました。



美術鑑賞の後は

このまま田舎を突き進む予定だったけど

そこはまだ梅雨の真っただ中にたまたま晴れ間があるだけの日

だったため行こうとしてた方角には黒い雲が・・・(汗)



雲の無い晴れてる場所を目指すと

市内になっちゃいました。



北九州市八幡西区桃園

(ローカルな地名ですまん)



そういえばバイクで市内ってショップにメンチに出すときくらいしか走らないので

ちょっと普段は車でも通らない場所を走ってみることにします。




JR鹿児島本線の下。



昔の八幡製鉄所の正門へ抜ける道ですが

初めて通ったよ。




暗渠の間を見上げると都市高速が通っています。





昭和からあるトンネルなので

近代化遺産的なにおいがするよ。





製鉄所の前を通過して

元の大通りに向かうと真正面に皿倉山が見えます。






あ、そうだ、

製鉄所とか近代化遺産ってワードが出たついでに

八幡らしい場所へ寄ってみよう。




きちんと寄ったはこの街に産まれてから

2回目くらいか?(笑)



バイクで行くと中に入れるのね?

(知らんかった)



もう使って無い溶鉱炉ですが

日清戦争後に初めて本格的な鉄の国内生産を始めた

記念すべき高炉の跡です。




ドイツの技術を取り入れて作られたらしいけど

時代を考えるとうよくこんなでっかいもん作ったよね。





先人と言うか

わたしの先輩たちに敬礼!





高炉からは解体中のスペースワールドが見えます。





あのシンボルのスペースシャトルは売り出し中ですよ。


誰か買いませんか?(笑)



わたしはポケットマネーで軽く買えますが

バイクにお金がかかるので買いません。





内部へ行くと

懐かしいファイナルファンタジー7の世界観。



敷地の端っこからは

鉄だけに鉄分も補給できます。




青いソニックを待っていましたが

今日は鉄運なし。





と、鉄の街らしい場所へ寄ってみたけど

たまに来ると面白かった。




ただ、家を出たときより確実に暑くなってる(汗)



歩いて散策するともう汗が止まらないので

走りながら市内観光。






次は・・・


洞海湾




JRAの場外馬券売り場があった場所なので

競馬好きな方は知ってる場所ですが

いまは閉鎖中なので静かな公園になっています。





埋め立て地にある公園ですが

かつては七色の空とか死んだ海と呼ばれ公害の代名詞になった

洞海湾のイメージはまったくありません。



平地の少ないところが工場地帯になったため

昔から市民はみんな山の斜面に家を建てました。





住んでると間違いなく

坂道発進が上手になります。





それに足腰も・・・





こんな風景を見て育ったおかげで

同じ坂の街である長崎や尾道が無意識に好きになるんだろうね。






この後、適当に走ってると

小倉方面まで来たので

ちょっと覗きたい場所を思い出しました。






覗きたい場所と言うのは

JR九州小倉総合車両センター。



公開日でもないため

入れませんが高い塀からカメラだけ出して

撮ってみたよ。



上を走る都市高速を走ってると全容が見えるのだけど

そこに気になる車両が停まってたのよ。


これ ↓




列車ってこんなに錆びるものなの?


キハっぽいけど

よく見るとリボンみたいなラインが・・・



あ、これ「キハ58系 あそ1962」だ。






豊肥線の熊本~宮地間を走ってた臨時快速列車で

とうとうこの車両センターで廃車となるみたい。


色あせた塗装と錆びが廃墟とはまた違う有終の美のような

美しさを感じるよ。



ではそろそろお腹もすいたため

帰る方向へ走りますが坂の街らしく絶叫坂へ





ブレーキの整備は大事だよ。(笑)



この激坂を上がってそのまま河内貯水池へ





河内貯水池と言えば八幡製鉄所の水瓶でもあるため

歴史の深いこのレンティキュラートラス橋は外せません。







かつては車も走れてた南河内橋ですが

1927年製ととっても古いため今は

車は通れません。



なのでわたしも歩行者になりま~す(笑)





いつも渡らず車道から見るだけだった橋を久しぶりにわたって

峠を越えます。






台風の後だったので

樹の枝だらけ。



一旦家に帰って昼ご飯を食べたら

銀ガメ号さんも動かします。






空を見ると今まで遊んでた市内方面が曇ってたので

海の方向へ






結局いつものさつき松原方面の

定番ルートになるのだけどシーサイドランはやっぱり

気持ちが良い。



でも停まると暑い。








よく考えると午後を廻ってるので

気温は30度を間違いなく超えてるはずだし。








停まると暑いので

寄り道もなく海辺を走るだけ(笑)







梅雨が明けるとまださらに暑くなると思うと

こりゃ山に行くか早朝にしか走れないな。





とりあえずビーチコーミングして遊ぶ海辺に銀ガメ号を停めますが

潮風が吹くとギリギリ心地いいって感じ。



これ以上暑くなると風もドライヤーの風に感じると思います。







でもこれで2台ともカラっと乾燥させることができました。



帰ってから

ケミカルでしっかり湿度対策をしてあげます。





特に銀ガメ号さんはほとんどアルミなので

入念にさび止めしてあげて本日の乾燥ミッションはおしまい。



いつもなら「さぁ、晴れたら走るぞ~」と書いて

締めくくるのですが早く秋来ねぇ~かな?(笑)