しまなみ海道ツーリング1日目前半

しまなみ海道ツーリング1日目後半
 



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<・m= チュンチュン



「おはようございます」


福山市のホテルで迎える

しまなみ海道ツーリング2日目の朝でございます。

(帰る日)



ホテルのロビーに5:30集合なので

5分前行動で下に降りるとわたしが一番遅かったわ(笑)

(自分でその時間を言ったのに)




ツーリングの朝は楽しみなのでみんな

行動がはえ~よ。



さぁ、昨晩焼肉喰って飲んで酔っ払ったまま

めっちゃ早く寝てしまって目覚が鳴るまで寝てたので

スッキリ爽快なスタートだよ。



まずはまだ真っ暗な福山市街地を出ま~す。





昨日はこの島はどっち周りに走って次はどの橋で・・・と

先導してて頭の疲労が半端なかったので

今日の先導はかったりばんこです。




まずはこうさんの先導で鞆の浦へ






福山市街から芦田川沿いを下って瀬戸内海へ出ますが

まだ夜明け前に鞆の浦に到着。





週末は観光客でいっぱいになる場所ですが

だ~れもおらん(笑)





古い港町でジブリの映画のモデルになってたり

ドラマのロケ地になったりする素敵な街です。





龍馬好きなわたくしにとっては坂本龍馬が紀州藩の船とぶつかって

最初の談判をした街として大好きな街だったりします。

(話だすと原稿用紙5枚分くらいの文が続くので割愛)






まだ周りが寝てる時間なのでエンジンを切って

すてきな路地を見付けて好き勝手にジドリに明け暮れた後は

近くのコンビニで朝食を食べます。





コンビニから朝日をバックに

百貫島の弁財天福寿堂が見えたよ。




鞆の浦から出た後は

阿伏兎観音に寄る予定でしたが参拝が8時からって事なので

パスして先へ。





尾道から再びしまなみ海道を通るので

ここからは私が先導を担当。





昨日は渡船を使って尾道に渡ったけど

今日は全部の橋を使って今治を目指します。






ポケットに小銭を入れて尾道大橋。





かっこいい因島大橋。



ここで完全マスターしていた料金所の銭投げ技が

裏目に・・・



調子に乗って50円硬貨を箱めがけて投げたのは

良いのだけど勢いよく投げ過ぎたため「チ~ン」と音を立てて

50円がはるかかなたに飛んでった(泣)



しっぱいすると誰よりもモタモタしてしまうという

銭投げの脆さを知った朝でした。





島の中のルートは昨日と違い

最短ルートで結びます。






一番遠回りして走った昨日と合わせるとどの島も

だいたい全部回った事になるという抜かりがない

響プランなのであります。




生口橋から生口島のR317を走って

多々羅大橋。





昨日は大三島から眺めたので

今日は生口島から。






ここで元気なままの5人と集合写真を撮ったら先へ





大三島の最短部分を走って大三島橋





伯方・大島大橋を経て

大島の「道の駅 よしうみいきいき館」で休憩。





すでに今治市に入っていますが

最後のあの橋を渡ると再び四国でございます。






ここで暖かくなったので

インナーを脱いだりと身軽になります。



するともちっこさんがお腹に貼ってたカイロはもう要らないと

こんなところに貼ってたよ。




シートヒーターと言うか

温める場所がピンポイン過ぎやしね~か?(笑)

(誰が言ったか言わないか「肛も〇ヒーター」)



では、最後の来島海峡大橋を渡って・・・




とのじんの先導で今治城へ寄って見ました。





朝の通勤中のおじさんのスクーターの後ろを

くっついて行くみたいな隊列で到着。





海が近いことからお堀には海水が使われていて

日本三大水城なんだよ。

(残り二つは前回のツーリングで寄った中津城と行った事が無い高松城)




ここはルート上にあったので立ち寄っただけなので

先へ急ぎます。





とにかく今日は寄り道する間が無いほど

走りまくらないといけないプランなんだよ。

(現在家からどんどん遠くなってる方向へ走っております)





k154で今治タオル美術館の前を通って

広域農道に入って伊予西条へ




西条市の市街地が始まるところまで来たところで

まだ11時だけどこの後店も無い山奥へと

入って行くのでここでランチにします。



先導のとのじんが停まって「どこで食べる?」と聞かれたけど

その停まった真ん前にこのお店があったので「ここで良くね?」と

一瞬で決まったのでありました(笑)



お店の名前の通りトンカツがメインのお店ですが

そのトンカツが分厚くてめっちゃ美味しいんだよ。(しかも安い)




近所に支店来ないかな?



バイクの給油の方は今治で満タンにしたけど

燃費の悪いとのじん号にまだ24kmしか走ってないけど

ここで入れとけば?と言って見たけど一軒目のスタンドが

まさかの日曜日休みで2軒目へ行けばいいのに

「まぁ、いいっか」とそのまま山へ。

(後でドキドキする事になっても知らんよ)





R194で一気に四国の内陸部に切り込みます。



長~い長~い寒風山トンネルを抜けたところで

置いてけぼりになってたとのじん号を待っていよいよ林道へ




最初は四国のどこにでもあるような道がしばらくつづくけど

つづら折りの道を飽きるほど登って行くと視界が開けて来ます。





すると標高が上がったせいか紅葉してるよ~#59116;




さらに標高を上げると生えてる樹がハイ松などになってきて

行く先の山の頂上が森林限界になってる風景が見え始めました。




キャーーーー!


この景色たまらん。






カーブを抜けるたびに

木々の色付きも濃くなっていくよ。






そして何度来ても鳥肌がたってしまう

瓶ヶ森林道の一番のビュースポットでございます。





この風景が見たくてはるばるやって参りました。



しかしバイク乗りはみんなUFOラインと呼んで

以前から大人気の道ですがカローラのCMの影響で山道に慣れてない

一般車両が多くてめっちゃ走りにくくなってるので注意です。




それでも茜ちゃんを停めて熊笹の丘の登れば

絶景独り占め。




ヒャッポーーー!



紅葉してる樹が見え始めた頃から

好き勝手に走ってこの峠で集合って事になってたので

ここからみんなの行動をウォッチング。




カメラ女子のもちっこさんは自分の運転でここまで来れたことに

感動して泣きながら撮影中。



まぁ、眺めてると大体みんな同じ場所で写真を撮るんだな(笑)





わたしはいま登っていた丘にみんなが登って来るのと入れ違いに

反対側の丘に移動。





個人的にこっちから眺める方が好きなんだよね。



同じように熊笹の道を登って

再び「ヒァッポーーー!」





わたしも感動して泣きそう(笑)



そんな感動をしてると野郎どもがやって来た。





そう言えばこの山の稜線のこっち側はもう高知県なんだよな。



ここでしばらく景色を眺めますが

眼下の森林が「もう生えるの無理~」って言ってるような

限界ラインが見えて面白い。






ただ景色は最高だけど

ドコドコと爆音バイクも多くて静かさは無い(汗)





ではすこし名残惜しいけど

長いツーリングなので先へ





と、言っても絶景はまだまだ続くけどな。





ほんとよくこんなところに道を作ってくれたとおもう

道がずっと続くよ。






しばらく走って振り返るとまた絶景。





石鎚山方面から雲が迫ってるけど

色付く斜面がとってもダイナミックでございます。







オーバーランはすぐ「死」に直結する道をしばらく走ると

再び森の中の道になります。






離合(すれ違い)が出来ない車で何度も

減速させられるけど道を譲ってバイクを先に行かせてくれる車には

最大級のお礼をして

空気読めないさんはだいたい離合するときも変な場所で待機してたりするので

そのタイミングでサッさとパスさせていただきます。



そのうち行楽シーズンの週末は

マイカー規制などが入るようになっちゃうかもしれません。



石鎚神社の前を通過して

めっちゃ気持ちのいいダウンヒルの後は面河渓(おもごけい)へ




前回来た時はここはスルーしたので

はじめてだよ~。






ここは石鎚山系に端を発する水系の

仁淀川の上流部でその綺麗過ぎる川の色は

仁淀ブルーとも呼ばれています。





その面河渓でバイクで気軽に行ける

五色河原ってところに来ています。



本当はすこし歩くともっと綺麗な場所があるのだけど

まだそんな場所があるなんて知らないので

綺麗なこの橋のところで撮影タイム。




で、トイレついでにバイクを駐車場に停めてたので

散策してみる事にします。



昔来たと言うこうさん達はこの橋の周辺しか見てないって事なので

わたしもどこまで行けばいいのかわかんない。



すると遊歩道側から一眼レフを持った人が歩いて来たので聞くと

20分ほど歩くと綺麗な場所がたくさんあるらしい。



んじゃ、せっかくなので歩きますか?





いざ、面河渓へ!





遊歩道を歩きだすともうすでに綺麗なんですけど~。





透明度がありすぎて見た時と同じように

写真で表現できませぬ。



遊歩道の湧水で頭を冷やす人たち ↓





わたしはその湧水で育ったキノコをみっけ!





ナニ茸か知らんが可愛い。




そんな発見をしながら20分を目指して歩いていたのだけど

5分ほど歩いたところで綺麗な降りれる河原を見つけたので

今日はもうここでヨカ。




この綺麗な水が見れただけで十分でございます。





四国カルストから続く石灰岩を割るように流れる

川の水の青さが凄い。





ずっと眺めていられる気がするよ。





小さな滝と峡谷のようになってる場所で

もう先まで行こうと言うメンバーもいないのでここを目的地とする(笑)





それにしても深いところと浅いところの水の色の変化が

美しくて・・・・






これが仁淀ブルーと言うやつか。





きっと深いであろう川底が見えそうで

吸い込まれてしまうような感覚になります。





じっさい吸い込まれる寸前だったようだが・・・





でも帰りの先導さん役は必要ってことなのか

落とされずにまずは本日少な目な集合を。





まだ高知県から愛媛県に入ったばかりだし

家路は遠いぞ~~~!




ってことでここから爆走タイム。






本来のツーリングプランだと

面河渓からフェリー乗り場の三崎港へ直行の予定だったのだけど

下灘駅に行きたいというリクエストが出たので先導を交代しつつ

伊予市方面へ





するとやっぱりと言うか

とのじん通勤号のガソリンがやばくなって来てるらしい。


伊予市に入ってスタンドが数件あったけど日曜休みのスタンドばかりだよ。

(四国あるある)


西条市での24kmがジャブと言うか

右ストレートパンチのように効いてきました(笑)



なんとか開いてるスタンドを見つけて押して歩く

とのじんを残念ながら見れませんでしたが

海岸線に出て下灘駅に到着。





ローカル線の海からそれほど近いわけでもない

普通の駅だけど相変わらず大人気。



プランよりプラス20km多く走ってきた甲斐があってか

観光列車の「伊予灘ものがたり」が見れたよ。




ちょうど発車する瞬間で

わたしってやっぱり持ってるな。






せっちゃんととのじんのペア撮影などコント写真を撮ったら

先を急ぎます。



ギリギリ明るい時間に三崎港に着く予定だったけど

真っ暗に・・



下灘駅に行きたいと言いだしっぺのせっちゃんに

先導してもうらうも地図を見ると判ると思うけど愛媛県の西に

ヒョロヒョロ~~って飛び出てる岬のほぼ先端まで行かないといけないのよ。



岬の付け根の八幡浜で真っ暗になって

それからの岬の道が長げ~ったらありゃしない。



「もう飽きた~~」とぼやきが入る頃

やっと三崎港に到着。




19:30発の船の切符を買って

しばし休憩。





行のフェリーは夢と希望しかないけど

帰りのフェリーってすこし物悲しいな。





そんな感傷に浸る間もなく

ザコ寝スペースを5人で占領したら寝るだけ(笑)





ここで寝ておかいとまだ先があるんだよ。



隣で寝てたこうさんの

いびきで目が覚めるともう佐賀関港へ入るところでした。



アナウンスが出たので下船します。



「ただいま九州」


と、言ってもここはまだ大分県(笑)



九州の北の端っこまで帰らないといけないので

大分市街地へ入る手前にある回転すしで夕ご飯にしま~す。





お腹ペコペコだったので

いつもの3倍食べてしまった。



お店を出たらインナーとアウタージャケットを着て

最後の給油。





たぶんこれでとのじん通勤号も家まで帰れるはず。





別大道路を車と競争しながら走って

別府通過。






後は山手の道は野性鹿が飛び出るので

R10をひたすら走るけど

もう遅い時間なので車もなく信号もモーゼの奇跡のように

次々と青になって一気に香春のRまで帰って来れました。





やっぱり日付が変わっちゃいましたが

遊び人5人なのでOK.


でももう腰と目が限界(笑)




ここで解散の挨拶をして

それぞれ道なりに家路へ。




もちっこ計算では本日の走行距離 547km+国道九四フェリー。


2日間の合計は802kmと言う原付バイクにとっては壮大と言える

ツーリングは幕をおろしたのでありました。


2日間のレポを通して

ピンクナンバーのバイクを購入なんて事になる方が

1人でもいれば幸いです。



では、いつかまた行くであろうワイワイ賑やか遠征ツーリングの

ご乗車お待ち申し上げます。



◆◇◆ Hibiki & GokinjyoCLUB ◆◇◆


もちっこさんのレポ